自作しようと思った理由
テレビで見たサウナテントに興味を持ち、2020年11月中旬に三重県にある「飛雪の滝キャンプ場」でレンタルサウナテントを体験。
キャンプ場にある滝つぼで体を冷やしたり、フィンランドなどのサウナで利用されているシラカバの葉が準備されていたり、2時間1000円(1日最大2000円)で存分に満喫できるなどこの上ない環境であったが、はるばる出かけて行かないといけないし、思い立った時にととのいたい!!という願望が強くなってきた。
自分なりにいろいろ調べてみると、何やらサウナテントのフルセットがネットで販売されていたが、これがなかなか高価なのである!
一桁万円では購入できず、フルセットになると二桁万円になってくる。
そんなに使用頻度も多いとは思えないものにそれほどのお金をつぎ込む決心もつかず、、、。
それなら自ら作るしかないといろいろと考えた。
まずはテントから考えた。
いろいろ検索してみると、既製品+DIYで作られている方も多くいらっしゃったが、なるべくDIYせずにと探した結果が「Preself テント ワンポールテント 2-3人用」である。
テントが大きすぎると、テント内を温めたり蒸気で満たすのに時間がかかるし、まずはお試しというのもあったので小さめのものをチョイス。
そして、何より煙突を出すという前提で既に作られているというところ。
マジックテープで覆われている部分をロールアップしていくと煙突用スペースが現れる。
付属の防火煙突窓カバーは300度まで利用可能と書かれているが、
煙突用スペースの煙突は
「LEDAUT(レダホト)サーモバンデージ」(耐熱800度)を、
ステンレスタイ「LEDAUT(レダホト)304ステンレス製 耐食性 耐酸性 耐高温 タイラップ インシュロック 結束バンド 」で巻いてみた。
また、テントのスカート部分が地面と少し離れることが気になった(実際に少し隙間があく)が、自分的には時々入ってくる風で体が冷やされ、これもまた気持ちのいいものだと感じている。(完全に外気をシャットアウトしたい場合は段ボール等で塞ぐことも検討できる)
燃焼効果を上げたいと思い煙突を伸ばしていくと、風が吹く度にどうしてもグラグラしてしまい、どうにかならないものか探したら、煙突固定用の伸縮自在のステー「ホンマ製作所 日本製 ステンレス 自在煙突支持金具(自在支持金具) φ100~φ150」がありました。
これをテントのループとカラビナで何とかグラつかないようにセッティングすれば、見栄えもかなりかっちょよくなりました。
煙突が高くなったとはいえ、煙突から火の粉が飛んでくるのを防ぐことはできず、時たま「ジュ」っという音とともにテントに穴が開きます。コットンテントなどではそんなことは起こらないのだろうけれど、なにせ倹約テントサウナなもので、これまた愛嬌と受け取りました。穴が開いたままにしておくのもあまりなので、パワーテープなどを用いて補修もできます。
さらにオススメテントありました。
サウナテントとして使えそうなものを見つけました。
ワンポールテント「EMBERソロピラミッドTC」
数あるワンポールテントの中でもソロサウナやソロキャンプには最適であること間違いなし。
オススメの理由
- フライシートの4隅をペグダウン → ポールを中央に滑り込ませる だけで設営完了。
- 薪ストーブ煙突用の穴が標準装備。
- 前面3か所、背面1か所にファスナーがあるのでレイアウト自在。キャノピーも作れる。
- フライシートはポリコットンを使用し、火の粉に強い。
- 1年間のメーカー保証付きだから安心。
次にストーブを考えた。
商品として販売されているテントサウナで多く使われているフィンランド製、ロシア製などのストーブを検討した。耐久性を考えるとテントサウナ専用のストーブが欲しいところであるが、まずは現在所有している「ホンマ製作所クッキングストーブ」を使用することとした。
もちろんストーブの下にはスパッタシートを引いたうえで、ホームセンターで売っていたかまど灰受けをセッティング。ストーブの吸気口から時たま出てくる火の粉や灰などをしっかり受けてくれています。裏側はしっかりと地面から離れるよう設計されており、スパッタシートと一緒にいい仕事してくれています。
ロウリュウは外せない!!
テントの容量もそれほど大きくないので、ガンガン焚き込むと期待以上の熱量でテント内を熱してくれる。ロウリュウをしなくてもかなりの温度に達しており、多くの時間をかけなくても汗が滴ってくる。
しかしながら、ロウリュウはサウナテントの醍醐味でもあり、「ロウリュウなし」という選択肢はあり得ない。ストーブに直接水分がかかると耐久性が著しく低下されることを危惧し、BBQ用の鉄板の上にロウリュウ用のサウナストーンをセッティング。
本場フィンランドではフィンランド産の香花石(サウナストーン)を利用するようであるが、それを日本で手に入れようとするとこれまたそれなりの出費になる。
何か代替のものはないかと探していると「NOMADI. サウナストーン」というものを発見。その辺で転がっている石を熱するとはでたり割れたりすることが多々あるようで、専用の石を購入した。
遠赤外線の焼き石溶岩だけあってロウリュウ時における蒸気も必要にして十分である。
無印良品のアロマ「レモングラス」をロウリュウ用の水に数滴垂らしておくのが私のお気に入り。いい香りがテントの中に広がります。
動画をCHECK IT OUT!!
違うバリエーションの楽しみ方もあり!!
一人でサウナテントをたしなむことももちろん楽しいが、仲間とワイワイするのはもっと楽しい。
そんなわけで、もっと大きいサイズのテントがないか探し始めると、やはりありました!!
幅180cm × 奥行180cm × 高さ210cmのビックサイズで、ストーブをインストールしても大人3人(がんばれば4人)が椅子に座ってサウナを楽しめるという優れモノ。最初に採用したテントとはケタ違いの大きさ。
フレームがグラスファイバーでできており、慣れると3分もかからず設営ができるという一品。
高保温性のキルティング生地が採用されており、中には難燃性のコットンが入っており、ロウリュウ時の熱風も逃がさない構造になっています。
DIY熱がハイレベルの方ではない場合は、こちらのサウナテントのほうが激熱であること間違いなし。
最近はストーブ、サウナストーン、薪や水風呂まで一式揃っているセットも販売されており、すぐに自宅の庭でサウナテントを始めることができます!!
もっと手軽にサウナテントを楽しみたい、という方へ!!
まずはサクっと体験してみたい!!準備の時間をなるべく短縮したい!!という方にはおうちDEサウナがベストチョイス。期間限定割引も実施しているようなので、マストチェックです。
Have a good Sauna Tent life!!